2019/07/03 (水)

<スペシャルインタビュー Vol.27> プロサッカー選手 永井雄一郎さん

インタビュー

CobraXion Tapeを愛用してくださっている皆さんに、出会い、身体の変化や体感、おすすめの貼り方など伺います。


プロサッカー選手 永井雄一郎さん

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 1979年生まれ。
小学1年生からサッカーを始め、1997年に高卒新人FWとして、浦和レッドダイヤモンズに入団。
U-20日本代表、日本代表にも選出される。その後、清水エスパルス、横浜FCでもプレーし、現在は、神奈川県1部のFIFTY CLUBに所属している。

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《“しっくり”する感じ。身体をニュートラルな状態に戻してくれるCobraXion Tape》

【大きくするより自然体を求めるように。身体づくりは年齢とともに変化】

 現在は、神奈川県1部のFIFTY CLUBに所属するプロ選手です。
今のカテゴリで、“プロ”と名乗ることに対して、いろいろ言う人もいますが、それでも私自身はプロとして自信を持って活動しています。
個人の活動としては、DAZN(ダゾーン)などでサッカーに関する解説の仕事もいただいています。

 チームは火・木曜日の夜に練習して、試合が日曜日というスケジュール。
週2日だけでは練習が足りないので、時間を見つけて走ったり、ステップ系の練習をしたり。
本当は、もっとボールに触れていたいのですが、なかなか難しくて、体力維持のためのトレーニングが中心になっていますね。

 先日、自分のプロデビュー戦、18歳の頃の動画をYouTubeで偶然見つけたんです。
身体の線が細くて、ビックリしましたね(笑)。
身体を大きくして強くしないと戦えないと言われて、筋トレして体重を13キロ増やしたんです。
若い頃はそれで良かったけど、40歳になった今は、やっぱりいろいろ変化していて、筋肉をたくさんつけて重たい状態にしておくのが、だんだんと辛くなってきました。
だから、なるべく“自然な身体”を維持するようにしていますね。
サッカーに必要な筋力は、サッカーをすれば付いてくると思うので。

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【環境が変われば、トレーニングも休息も変わる。20年以上のプロ生活から感じること】

 私の場合、環境に大きな変化があったシーズンに、怪我をしてしまうことが多いんです。
“今やらなきゃいけない”って、気持ちの面で無理してしまったり、チームによって練習の考え方やトレーニングの質や内容も違ったりして、その環境変化に適応できずに怪我をしてしまう…。

 2018年の春、アキレス腱を断裂した時も、リーグや練習環境が変わり、コンクリートの上で走ったり、オンとオフの切り替えがうまくできなかったり、少し追い込んでしまったからだと思うんですよね。
J1リーグのチームにいた時は、チーム練習がオンだとすると、それ以外はオフって、強制的に切り替えができていたけど、今は自分で練習を考えることも増えて、切り替えができずに、バランスが取れなくなっていたんだと。
CobraXion Tapeを貼るようになったのは、この時ですね。

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 怪我する時は、正直、年齢的なことにも原因があると思っていて、20代の頃は、“これは良いかもって!”って、どんどん新しいことを取り入れると、それが良い方向に進んでいたけど、30歳を過ぎてからは、なかなか上手くいかないことも出てきた。
体力の回復にも、思った以上に時間がかかる。
だから、とにかく、やり過ぎない。
同じ負荷で、次の日も動ける状態、自分が思っている2歩ぐらい手前で止めておくイメージで、練習をしています。
やらなければいけない時、そういう年もあると思いますが、見極めが大事で、見誤ると怪我してしまう。

 あとは、休息を取ることも大事で、寝不足とかは本当に良くない。
寝不足の身体で練習するのは、脳震盪を起こした脳と同じ状態で練習するのと同じなんだそう。
そう考えると、身体のコントロールもうまくいかないし、良いパフォーマンス発揮できないですよね。
シンプルだけど、“休養する”というのは、凄く大切なんだって、改めて思いましたね。

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【CobraXion Tapeは今までのテーピングとはまったく違うもの】

 CobraXion Tapeを初めて見た時、丸い!って思いました(笑)。
特徴的な形で、水色とピンクが印象的でとてもオシャレなので、どこかで見たことがあって…知っていたんです。

 今までのキネシオテープは四角い状態だから、角をを丸く切らないと剥がれてしまう。
なのに、最初から丸いぞ!って。
キネシオテープは、人工筋肉テープって言われるぐらい、筋肉の補強、筋肉をのサポートするものだったと思うんです。
でも、CobraXion Tapeは、“皮膚を浮かせる、持ち上げる?”っていう発想で。
全然違うものだなって、実際に貼ってみて思いましたね。

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【そう…“しっくりくる”その感じ。バラバラになった身体の位置がニュートラルな状態に】

 2018年春にアキレス腱を切って、固定していた装具が外れて、リハビリを始めた頃。
片足で立てない、つま先立ちすらできない、再断裂の不安、動き出すのも正直怖い…そんな状態でした。
その時、初めてCobraXion Tapeをアキレス腱に貼りました。
実は、今までのテープと同じようにテンションをかけて(引っ張って)貼っていたんです。
でも、後で聞いたら、貼り方が違っていたようです…(汗)、とにかく剥がれなかったんです。
普通、キネシオテープは、強く引っ張ればその分、剥がれやすくなる印象ですが、CobraXion Tapeは全然剥がれない。
気持ちの面でも安心感、守られている感がありましたね。

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 その後、2018年10月ぐらいに、テンションをかけずに、肌に置くように貼るという、正しい貼り方を教えてもらい、ビックリしましたね。
アキレス腱断裂の後、自分の身体なのに感覚がバラバラというか、ぶっ壊れている状態だったのですが、それが正しい位置に戻ったというか、ニュートラルな身体の状態に戻った…?
なんというか、こう足首のはまりが良い、しっくりくるんですよ。

 足首と同じぐらいビックリしたのは、手首ですね。
手首に貼ってもらったら、肩が動くようになった、まわるようになったんです。
他にも、股関節、脚の付け根にも貼りましたが、良かったんですよね。

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【一度怪我をすると、ずっと引きずってしまう。若い時こそケアが必要】

 一度大きな怪我をして手術をしてしまうと、連鎖して、どんどんとおかしくなってしまう。
私の場合は、最初に右足首を怪我して手術し、その後、膝もアキレス腱も全部右側で…。
解剖学では、筋肉をブロックに分けて説明しているので、バラバラのイメージがありますが、全部繋がっているんですよね。
だから一度、怪我をすると、歪が出てしまう。
そう考えると。とにかく怪我をしない。
当たり前ですが、良い身体の状態で練習や試合にのぞめるような環境を作れるのが一番です。
怪我する前に、CobraXion Tapeを貼っていたら、アキレス腱は切れなかったのかなって、そう思ったりもしますね。

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 私は、これからも、サッカーから離れることはないと思っていて、ずっとボールを触っていたい。
50歳や60歳の皆さんが、フルコートで試合していたりするんですよ。
見ている方が怖い、大丈夫かな?って、思ったりもしますけど、そういうふうにサッカーを楽しみたいですね。
人との出会い、繋がり。それは、Jリーグの時も同じで、敵でもあるけど、同じ競技をする仲間でもあって。
競技スポーツが生涯スポーツに、自然と変わっていくっていうのも良いですよね。

 “生涯現役”でいながらも、怪我をしてきた中で感じたことや、怪我をしないために必要なこと、常に良いコンディションでいるために何をしたら良いのか?など、自分の経験を発信して、スポーツ界に貢献していきたいとも思っています。

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